【投資の心理学】バンドワゴン効果は投資家の常識!

トレーダーのつぶやき

「ほかの人の投資先が気になる」
「いつも最高値で買ってしまう」

もしかしたら、バンドワゴン効果の罠にはまっているのかもしれません。

みんなが見向きもしない割安株よりも、人気の割高株の方が欲しくなる経験ってありますよね?

その行動は心理状態と深く繋がっているため、行動心理学で説明することができます。

バンドワゴン効果とは

バンドワゴン効果(バンドワゴンこうか、英: bandwagon effect)とは、ある選択肢を多数が選択している現象が、その選択肢を選択する者を更に増大させる効果。引用:Wikipedia

ざっくり説明すると、「世間の流行っているものや評判が良いものが、自分も欲しくなる」という気持ちのことです。

経済だけでなく、政治やマーケティング分野でも、この言葉は使われています。

行列ができる店
高評価の商品
他人が儲かっている投資先

すごく魅力的に感じますよね。

これがバンドワゴン効果です!

バンドワゴンの物語(長文失礼)

バンドワゴン(演奏隊が賑やかに奏でている車両)が楽しそうに進んでいく様子を思い浮かべてください。

耳に心地いい楽器の音がバンドワゴンから流れてきます。

その後方には、踊ったり歌ったりする人たちが続いています。少人数ですがとても楽しそう。

音楽は大きな音で盛大に鳴り響き、沿道の人たちを、たんだんと惹きつけていきます。ただ傍観していた人たちも、その楽しそうな雰囲気に、後に続いて踊りだしました。

次第に群がる人が増え、パーティー状態になりました。そしてあまりの楽しさに、バンドワゴンに乗り込む人すらいます。

気付けばその頃には、一番初めにバンドワゴンで演奏していた人たちがいません。

その後も次々に沿道の傍観者たちを惹きつけながら進むバンドワゴンは、多くの人ごみに囲まれて、思うように動けなくなりました。

バンドワゴンのスピードはどんどんと遅くなり、沿道の人たちがさらに参加しやすくなります。

そうしていつの間にか、もう前に進めないほどの群衆に囲まれてしまいました。

しかし、バンドワゴンは前に進まなければなりません。邪魔な人たちを振るい落とし始めます。バックしたり、急発進したり、もう楽しいバンドワゴンではありません。

その異様な光景に参加者たちは大混乱。怪我人もたくさんいます。さっきまでの楽しい雰囲気はなく、惨状です。

こうして人をすべて振るい落としたバンドワゴンは、再び前に進み始めます。

するとどうでしょう。一番初めに演奏していた人たちが帰ってきたではありませんか。

彼らは何事もなかったかのように、再び楽しそうに楽器を奏で始めました。

沿道の人たちに、耳に心地いい楽器の音がバンドワゴンから流れます。そしてまた、音楽に惹きつけられる傍観者が増えていくのでした。

以上、バンドワゴンの物語でした。

投資とバンドワゴン効果

みんなが買うから株価が上がる株価が上がるからみんなが買う」という、バブル相場の原因は、まさにバンドワゴン効果です。

相場が上がり始めたとき、多くの人は疑心暗鬼でその相場を注目します。しかしその上昇がしばらく続くと、「もしかして、自分だけが取り残されているのでは?!」と焦り始めるんですよ。

そうして多くの投資家たちが買いあさり、もう少し上昇します。

しかし、その頃には一番初めに買っていた投資家は売り抜けているのです。

これ以上の買い手がいなくなったとき、その相場は一気に下落していきます。

そして焦って買った人たちは、一時の含み益に喜んだ直後、大きな損を抱えることになるんです。

まさに、2017年頃の仮想通貨バブルはこれ!

投資をする時には、「自分が後からバンドワゴンに乗り込む人間になっていないか?」と自問自答する必要がありますよ。

最後に

パンドワゴン効果は、「みんなが投資しているから自分も投資したい!!」という思う行動心理です。

相場で負けてしまう投資家の気持ちを的確に表現しています。

焦って投資をしようと思った時、「いまバンドワゴンはどんな状態かな?」と冷静に考えてみてください。

その冷静な判断が、きっとあなたの資産を守ってくれますよ。

 

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。