【年金破綻はうそ?】国民年金を納めないと損する理由

お金の知恵袋

「年金制度ってもう終わっているよね?」
「将来貰えないのに、払う必要あるの?」

どうせ破綻するのなら年金を払うなんてバカバカしいですよね?

でもね、絶対に払うべきです。
実は、国民年金は払わない方が損をするんですよ(厚生年金はヤバいけど)。

国民年金を納めないと損する理由、厚生年金がヤバい理由を説明します。

国民年金とは

国民年金は自営業・サラリーマン・公務員など、20~60歳の国民全員が必ず加入することになっています。すべての年金の基礎部分になることから、「基礎年金」とも呼ばれます。

加入期間が40年ある場合には満額がもらえますが、それより少ないとそれに応じて減っていくシステムです。

ちなみに、65歳になってからもらう国民年金を「老齢基礎年金」と呼びます。

いくらもらえるの?

国民年金保険料は月額16,540円(令和2年度)です。

もしも20歳から60歳まで払い続けたとすると

16,540円×12か月×40年=7,939,200円

つまり、40年間で7,939,200円の負担です。

 

ではこの場合、国民年金(=老齢基礎年金)はいくらもらえるのか?

国民年金の満額:年額781,700円です(※令和2年度)

781,700円÷480月=1,628.54
1,628.54円✕480ヶ月(40年)=781,700円

もらえる年金は、年額781,700円です。

 

これを65歳~84歳(平均寿命)までもらうとすると

781,700×19年=14,852,300円

もらえる年金を平均寿命からみると、合計14,852,300円です。

 

つまり、支払った金額の倍近くもらえるというのが、現在の国民年金制度なんです!

【なんでこんなに有利なの?】
国民年金制度が導入されたのは1985年。
まさに、日本がバブル真っ盛りのときです。
このときは金利も高くて7%もあったんですよね。それが今ではマイナス金利。
そりゃ年金制度の見直しもありますよ。

国民年金で損しない理由

では、なぜ国民年金で損することがないのでしょうか?
その理由を解説していきます。

元々の条件が有利すぎる

上記で説明したとおりです。
令和2年度時点で納めた保険料に対して、倍近い保険金が受け取れます。

これが保険料率が1割上がろうが
2割、4割、8割上がろうが
それでもまだ、プラスなんですよ。

金利7%超えの時代に設計された年金制度ですから、見直しは覚悟すべきです。

今受給している人たちよりは不利になります。
だからと言って、納めた保険料に対して自分が損をするわけではありません。

保険の役割がある

国民年金の受け取り方は、老後のための年金(老齢基礎年金)だけじゃありません。

働けなくなったり(障害基礎年金)、死んでしまったとき(遺族基礎年金や寡婦年金)にお金がもらえる、保険のような機能もあります。万が一、老後の年金のメリットがなくなったとしても、その保険機能が有利なのです。

民間の保険に比べても、安心で割安な保険と言えます。

税金から補填されている

実は、国民年金の予算のうち、45%は税金で賄われています

ただでさえ、マイナス金利で積立金を増やせないのに、納付率までどんどん低下しています。

政府としては、そんな状況でも「国民年金がマイナスになった!」なんて事態には、何としてもできないんです。国民がパニックになりますからね。

もしも、あなたが「年金なんて将来もらえないし…」って保険料を納めていなければ、この税金で補填されている部分まで、受け取る機会を逃すことになりますよ?

払った税金はきちっと返してもらいましょう!

【重要】厚生年金からも補填されている

ここ重要です。
なんと、厚生年金からも補填されています!

はっきり言って、厚生年金は大損する制度です。

そもそも厚生年金とは、サラリーマンが加入する保険です。
国民年金とは違うもの…と思われがちですが、この厚生年金はあくまで「2階部分」であり、1階部分には基礎年金(国民年金)が含まれています。つまり、厚生年金と国民年金は繋がっているんです。

厚生年金は、「事業所と折半」して保険料を納めていますが、その事業所負担分が没収されていると言われています。

「自分が直接払ったわけじゃないから大丈夫でしょ?」って思った方!

その部分、本来は給与として貰えてたとしたら…?

あ、ちなみに共済年金(公務員が加入)は平成27年10月から、厚生年金に統一されました。公務員も他人事ではありません!

最後に

国民年金は「払って損をする」、なんてことはありません。

その理由は、税金や厚生年金(共済年金)から大部分を補填しているからです。

つまり、サラリーマンや公務員が損をしていると言えます。

せっかくたくさん働いて、たくさん納めても、自営業者やフリーランスの人たちの年金に充てられてしまうんですよ。

もやもやしたまま終わります。

以上、国民年金は損しないから払うべき!厚生年金は損するけど払わされる!というお話でした!

 

この記事がみなさまの役に立てば嬉しいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。