【後悔しますよ】人の役に立ちたい→公務員

公務員への転職

こんにちは!現役公務員のいればです。

「利益を気にせず、社会貢献ができる仕事」
「住民のための仕事なので、やりがいが大きい」

公務員の仕事にこんなイメージを持っている人は多いかと思います。

新卒の同期たちも
「みんなの役に立つ仕事がしたい!」
「地元に貢献したい!」
そんな志望動機で入庁したそうです。
もちろん、私も少なからずその思いはあります。
でも「公務員=人の役に立てる」という理由だけで志望するのは絶対にやめるべきです。

現実とのギャップに悩み、後悔する可能性もありますからね。

たった一つでも良いです。
必ず、自分のためになる理由も考えて、公務員になってください。

 

「人の役に立ちたい」で後悔する理由

はっきり言って、「人の役に立っている」という実感はありません。
これが後悔する理由です。

もちろん、仕事自体は行政サービスのためになくてはならないものですよ。ただし、これがあなたにとって「やりがい」となるかは別問題です。

役に立っているという実感がない3つの理由を挙げました。

住民の要望レベルが高い

・住民は税金を払っているため、行政サービスを当然と考える人がいる
・そもそも公務員が嫌いという住民がいる

住民は嫌でも税金を納めなければなりません。
そのためか、行政サービスを「当然」と思う方も少なくはありません。

私自身、仕事をして感謝をされることよりも、クレーム対応をすることの方が多いです

公務員は権力を持っているからこそ「税金の強制徴収」「許可申請の否決」のような、相手に不利益を与えることもあります。感謝されるどころか、恨まれるケースも。

人から「ありがとう」と言われることを仕事のやりがいと感じるのなら、その実感を得られることは期待しない方が良いです。

住民との接点は多くない

・都道府県の職員は住民から遠い
・市区町村の職員も事務仕事がメイン
都道府県の仕事って様々な事業があるんですが、「委託」という形式が多いです。指導や管理という立場で間接的に関わるってイメージですね。
市区町村も窓口にいる人は、毎日たくさんの人と接しています。制度申請を受けたり、証明書を発行したり。でもほとんどの職員が窓口には出ず、電話応対したり、事務仕事をしています。
それに総務部や人事部、財政部といった、そもそも住民との関りが薄い部署も存在します。
目の前に住民がいなくても、その仕事にやりがいを持てるか、是非考えて欲しいです。

民間企業でも人の役に立てる

・行政は住民の暮らしを守る→嫌でも利用しないといけない
・民間は顧客の要望に応える→嫌なら利用しなくていい

そもそも「人の役に立つ」って何でしょうか。

行政サービスは、多くの住民にとってなくてはならないものです。ただし、一部の人にとっては必要ないサービスも含まれています。自分は負担だけして、恩恵は他人が受けるなんてことも。

民間企業の方が正当な対価をもらって、サービス提供しています。嫌なら「サービスを利用しない」という選択肢もあるため、とても自由で納得感がありますよね。

「人の役に立つ」という色んな意味をもつ言葉の中に、自分の強い意思が込められていますか?これが曖昧だと、仕事をして気付くその違和感に、絶望することになりますよ。

後悔しないために

「自分のため」の志望動機を持ちましょう。

「人のため」に尽くすことばかりを考えていると、その見返りがないことや、むしろ憎しみで返されたときに、思い悩むことになります。

公務員には安定した給与充実した福利厚生私生活との両立などのメリットがあります。別に後ろめたい理由ではありません。民間活動が嫌で転職してくる人も、たくさんいますからね。

 

いれば
いれば

私の志望動機は「転勤したくない」「営業したくない」「趣味を頑張りたい」でした。

あ、採用試験の志望動機ではなく、自分の中に秘めた想いとしてですよ。

最後に

「人の役に立つ」のは素晴らしい志で、それを否定するものではありません。

むしろその想いがなければ、公務員の仕事なんてできませんから。

ただし、現実とのギャップへの覚悟は必要だと思います。

堂々と、背負わず、自分のために仕事をしましょう!

 

 

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。