【24時間取引してはいけない?!】世界3大市場と値動きの特徴

トレーダーのつぶやき

株式投資と比べたときのFXのメリットに
「24時間いつもでも取引可能!」ってのがあります。

朝起きてからでも、お昼休憩中でも、仕事が終わってからでも、徹夜してでも、いつでも良いんです。都合の良い時間にチャート画面を開けば「ポチッ」で売買可能

でもこれって、とても危険なんですよ。

それぞれの通貨には時間との相性がありますから。

むしろ、時間と通貨の特徴を理解すれば、順張りをするならこの時間!逆張りをするならこの時間!って分析も可能となります。

なんで24時間取引できるの?

そもそもなぜ24時間取引可能なんでしょうか。

株式市場は、「証券取引場」の営業時間中にしか売買ができません。
一方でFX(為替市場)は、取引場が存在しないんです。

「え?!」って思われるかもしれません。
ですが通貨は決済手段であり、常に買いたい人と売りたい人がいます。世界中どこかの金融機関が営業していれば、その取引はできれしまうんですよ(インターバンク市場)。

もちろん平日に限った話です。

世界3大市場

日本に東京市場があるように、世界中に市場があります。

その中でも市場参加者が多いものを「世界3大市場」と呼びます。

【世界3大市場】
1.東京市場
2.ロンドン市場
3.ニューヨーク市場
取引が活発になるのは、各国の9時~17時頃。
世界に目を向けると時間の経過とともに、市場参加者は日付変更線の東→西へ移っていきます。
オーストラリア→東京→シンガポール→中東→ロンドン→ニューヨーク(一部省略)
その中でも取引量が多く、流動性が高まるのが
東京、ロンドン、ニューヨークの3つです。
FX市場の1日はオセアニア市場(ニュージーランドやオーストラリア)から始まりますが、取引量が少ないんです。実質的なFX市場の開幕は東京市場ってことですね。

市場(時間)と通貨の相性

東京市場

東京市場はオセアニア系各国や日本が経済活動している時間帯。日本時間では9時~15時頃です。

AUD(オーストラリアドル)、NZD(ニュージーランドドル)、JPY(日本円)の値動きが活発になります。個人的には「AUD/USD」「AUD/JPY」「NZD/USD」「NZD/JPY」「USD/JPY」との相性が良いと考えています。

ロンドン市場

ロンドン市場はユーロ圏をはじめとする欧州や中東諸国が経済活動している時間帯。日本時間では16時~翌1時頃です。

後半はニューヨーク市場とも重なるため、FX最大の取引高となる市場です。

EUR(ユーロ)、GBP(イギリスポンド)、USD(アメリカドル)の値動きが活発になります。個人的には「EUR/USD」「EUR/JPY」「GBP/USD」「GBP/JPY」「USD/JPY」との相性が良いと考えています。

ニューヨーク市場

ニューヨーク市場はアメリカが経済活動をしている時間帯。日本時間では22時~翌5時頃です。

前半はロンドン市場とも重なることに加え、世界中から注目されるアメリカの経済指標が発表される時間帯でもあるため、3大市場の中でも最重要な市場です。

USD(アメリカドル)、CAD(カナダドル)の値動きが活発になります。個人的には幅広い通貨に対応でき、ほとんどの通貨と相性が良いと考えています。

【売買手法】24時間(3大市場)の値動きをイメージする

ローソク足は「始値→ヒゲ→ヒゲ→終値」の順番に形成されます。

ここで、日足を形成していく過程をイメージしてみましょう。絶対に図のようになるわけではありませんが、かなりよく見かける形です。

陽線の場合
「始値~下ヒゲ(東京市場)→実体(ロンドン市場)→上ヒゲ~終値(NY市場)」
いれば
いれば

この形がイメージできれば

日本時間の12時頃にロング16時頃にロング21時頃にロング深夜に決済なんてトレードもやるよ。

東京市場の値動きを打ち消すトレンドがロンドン市場で発生し、NY市場まで継続するというパターンです。時間帯もひとつの理論としてトレードに落とし込むと、面白いかもしれません。

最後に

FXは確かに24時間取引可能であることがメリットです。

ですが、自分が扱う通貨や売買手法との、相性の良い時間帯は限られています。

トレードをする時間、しない時間をつくり、通貨の特徴に合わせてください。
時間帯によって値動きは全然違いますから。

時間を意識するだけ、スキルは必要ありません。
是非、トレードに活かしてみてください。