【失業手当】退職後すぐに受給する方法【公務員転職】

お金の知恵袋

失業手当(失業保険)ってご存じですか?

退職してから、転職準備期間中に受給できる手当のことです。

「こんな職場はやく辞めたい!」という気持ちと
「でも収入がなくなったら困る…」って不安と
「辞めるならボーナスを貰ってから」って欲と。

複雑ですよね。

一般的には自己都合退職してから2ヶ月待たないと、雇用保険の失業手当は受給できません。この2ヶ月の「待機期間」が悩みの種なんですよね。

でも、すぐに受給できる方法もあるんです。

その方法をご紹介します!

私は10月末に退職して、11月13日に待期期間満了でした!

気になる金額などの疑問にもお答えしますね!

失業手当とは?

そもそも失業手当って?

正式には「雇用保険」の手当のことです。

労働者が失業したときに必要な給付を行うなど、生活や雇用の安定を図り、再就職の援助をしてくれる制度があります。

実はこの保険料、仕事をしている人の給与から引かれているんですよ。多くの人が、保険料を納め続ける一方で、受給はしていません。

いくら貰えるの?

失業手当の給付額ってそこそこ良いんですよ。
私の場合は、在職中給与の7割がもらえました!

あ、この「給与」ってのは社会保険料や税金の引かれる前。
しかも、残業代や諸手当込みの給与なので、「こんなに貰って良いの?」って額です!

【ざっくり計算式】
[退職前6ヶ月の合計賃金]÷180日×給付率(50~80%)

いつまで貰えるの?

魅力的な金額を貰えるのがわかったところで、ここも大切。
いつまで継続して貰えるのか。

これは雇用保険への加入期間によって決定します。

【受給できる日数】
加入期間が1年以上10年未満 → 90日
加入期間が10年以上20年未満 → 120日
加入期間が20年以上 → 150日
はい、お分かりのとおり、多くの人が90日です
3ヶ月も生活費の心配をせず、就職活動できるなんて良いですよね。

待期期間って?

すごく魅力的な雇用保険手当ですが、受給するのには「大きな壁」があります。

それが待期期間です。
失業してから2ヶ月間は、手当の受給ができません。
※2020年10月に「3ヶ月」から「2ヶ月」に変更されました

すぐに再就職できる人は、受給できないんですよね。

それに90日をかけて全額受給しようとすれば、2ヶ月+90日=5ヶ月も無職期間が必要となります。

もしも離職後3ヶ月で再就職できたのなら、1ヶ月分しか受給できません。よくできた制度ですね…2ヶ月の待期期間がなければ、もっと受給できるのに…

はい!その気持ちにお応えしましょう!

すぐに受給する方法

受給方法

いよいよ本題、2ヶ月の待期期間を短縮する方法があります。

「公的職業訓練を受講する」
たったのこれだけです!

これで私は待期期間を2週間にできました。

 

その仕組みを説明します。

そもそも失業手当を受給するためには、「再就職の意欲がある」ことを証明するために、転職活動をしなければなりません。いつ、どこの会社の採用試験を受けて、どうだったのかをハローワークに報告するんですよ。この転職活動を2ヶ月続けても、ダメだった場合に、ようやく支給されるんです。

しかし、公的職業訓練の受講中は、転職活動をする必要がなくなります。訓練を受けているのだから、当然ですよね。「再就職するためのスキルを身に付けている」ことが、再就職の意欲の証明になるわけです。

この公的職業訓練って数ヶ月~1年まで受講コースによって様々ありまして。実は、待期期間の短縮だけでなく、受給日数90日の延長も可能なんです。

公的職業訓練を受講するだけ!
待期期間2ヶ月が免除されるだけでなく、受給日数も延長可能です。

参考

公的職業訓練には様々なコースがあります。
・プログラム開発
・自動車整備
・設計&インテリア
・栄養士育成
・介護福祉士育成
・財務会計
・パソコン基礎 など

これを受講するには、面接等の試験に合格する必要があります。「スキルを身に付けて再就職につなげたい」という気持ちをアピールしましょう!

仕事すべき?退職すべき?

最終的に気になるのが
「3月末まで働いた方が良いの?」
「はやく辞めても大丈夫なの?」
ってことだと思います。

それはもちろん、働いた方がお金は貰えます。
でも、辞めても、そこそこ貰えます。

仕事を続けるのが苦でない(我慢できる)人や、金銭的に困っている人は、働くという選択で良いんじゃないでしょうか。

でも、個人的には、あえて仕事を辞めてみるのをおすすめしたいです
無職を経験することで、いかに仕事に囚われていたか、いかにストレスが生活に影響を与えているかが、面白いほどわかりますよ。スッキリした頭で、人生をあれこれ考える良い機会になると思います!

【おまけ】

ここまででほぼ説明しつくしました。
おまけでもう少し、「公務員転職に特化した話」、「私の退職後から受給、入庁までの流れ」をご紹介します!

公務員への転職が決まっていても大丈夫?

失業手当には受給制限があります。
・再就職する意思のない人
・すでに転職先が決まっている人
・すぐに再就職できない人(怪我・病気など)

「え、4月から公務員なんだけど…」
「ここまで説明しておいて、結局ダメなの?」

転職先がある場合は、就職活動をする必要がないため、基本的には失業手当を受給することはできません。

でも大丈夫、公務員の内定はこの限りではありません!

ハローワークの担当者さん曰く
・公務員試験の合格=あくまで採用候補者名簿への記載
・そもそも公務員試験は転職活動に該当しない
・3月末までの再就職先を探す意思があれば良い
※詳しくはハローワークへお尋ねください。

公務員試験の合格=あくまで採用候補者名簿への記載。
失業してすぐに雇用してもらえるわけではないなら、「3月末までの働き先を探したい」という理由で大丈夫です!

私の体験談

体験談をお伝えるのが、一番はやいのかなと。

当時(2018年)の雇用保険制度の待期期間は3ヶ月でした。
※2020年10月に2ヶ月へ変更されています

公的訓練は公務員での仕事でも活かせそうなパソコン系の訓練を受けました。WordとExcelの1級資格も取得出来て、かなり充実していましたよ。ちなみに訓練は無料ですが、テキスト代や資格取得費用は実費です。その後は再就職先も紹介してもらえて、3月末までの短期派遣で働きました。

 

私の退職~受給~入庁までの流れを解説します。

  1. 9月頃からハローワークで情報収集
    (職業訓練の種類、期間、面接日を確認)
  2. 10月初旬~中旬に訓練への応募&面接
  3. 10月末に退職
  4. すぐさま失業認定手続き
  5. 11月中旬から訓練開始
    (同時に待期期間は満了します)
  6. 12月中旬から受給開始
    (11月末集計分が12月に支給されました)
  7. 2月中旬に訓練終了
    (パソコン資格も取得)
  8. 2月末~3月末まで短期派遣
    (お小遣いが欲しかったので…)
  9. 4月初日に無事入庁

受給金額:17万円/月
受給期間:3ヶ月
資格取得:Word1級&Excel1級
※短期派遣の紹介付

最後に

雇用保険制度って、一生のうちで利用できるタイミングはなかなかないんですよね。

「就職して定年退職する」「転職してすぐに再就職する」のが一般的な流れですから。

でも、ぜひ有効に活用して欲しいと思うんです。

仕事に追われていると気付けないこともたくさんありますからね。

これは補足ですが、公務員には雇用保険制度はありません。また、民間経験者の過去の加入期間も、離職後1年経てば無効になります。つまり、公務員が失業したら失業手当はもらえないということです。

 

この記事がみなさまの役に立てば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。